気圧の低い日は頭痛になるという概念を知ってから雨の日は頭が痛い気がする
おれ最近さ。
うん。
気圧の低い日に頭痛になるって人がこの世におることを知ってから、雨の日頭が痛い気がするねん*1。
急やな。
今までは雨の日でも何ともなかってんけどさ。
朝起きて雨降ってたら『うわあ、雨やん今日。なんか頭痛なりそうやなあ』って思ってまうねん。
なんやねんそれ。
『やだなあ、やだなあ。なんだか頭痛になりそうだなあ』って思ってまうねん。
稲川淳二か。
それただの思い込みやろ。
そうやねん。
多分思い込みやねん。
これまではなんともなかった訳やから。
そうやな。
確実に思い込みやな。
でも一回思い込むようになったら最後、雨の日はずっと頭が痛い気がするねん。
もう逆プラシーボ効果みたいになってんねん。
知らんほうが幸せやったわ。
あのころに戻りたい。
自分そんなに繊細やったっけ?
いやもう気になったら終わりやねん。
気にしてまうねん。
難儀なやっちゃなあ。
もうしんどいわ。
辛いわ。
泣きそうやわ。
それは大げさやろ。
まあ、あれや。
気にせんことや。
それができんから悩んでんねん。
それにさ、これに似たことでもう一個悩みがあんねん。
まだあんの?
何なん次は?
おれって腸弱いやん?
いや知らんけど。
腸弱いねん、おれは。
それは覚えといて。
ええ~、なんで?
まあええわ。
自分腸弱いねんな。
うん。
それでな、腸弱いから毎日ヤクルトを飲んでるわけよ。
そんなんしてんねや。
そうやねん。
オカンに頼んで買ってきてもらってんねん。
で、ヤクルトって凄いねん。
ヤクルトを飲むようになってからめちゃくちゃ腸の調子がいいねん。
超腸の調子がいいねん。
ちょうちょううるさいな。
まあでもそれはいいことやん。
ヤクルト様様やん。
そうやねん。
でもな、新たな問題が浮上してきてん。
ほう。
たまにオカンがヤクルト切らしてまうときがあるねん。
そのときにな、ヤクルトが飲めへんってなって不安になってくるねん。
その不安がストレスとなって、飲む習慣付いてなかったときよりも下痢気味になってまうねん。
自分凄いな。
思い込みの力が凄い。
もうそうなったら1日たりともヤクルトを欠かせへんやん。
もうその通り。
オカン切らした以外にも、ヤクルトを飲み忘れてそれに気づいたときに急にお腹が不安になってくるねん。
お腹に意識が行って緊張してくるねん。
もうなんか可哀想やわ。
守ってあげたくなってきた。
So you don't have to worry, worryって感じやわ。
ユーミンやん。
いやホンマ守ってほしい。
もう辛いねん。
大変やな。
でも、今日自分もおれから気圧が低いと頭痛になるという概念を学んでしまったわけやん?
自分も今日から同じ苦しみを味わうことになるかもしれんで?
いやそれはないわ。
おれ元からそれ知ってたし、今まで気にしたこともなかったもん。
おれそういうの大丈夫やねん。
おまえも苦しめよ!
なんやねん!
どこでキレてんねん。
あとがき
*1:こういう症状は気象病というらしい(「気象病とは何か」(視点・論点) | 視点・論点 | 解説アーカイブス | NHK 解説委員室)。特に気圧の低下によって頭痛がする人は耳が敏感であり、鼓膜の奥にある内耳が気圧を感じるセンサーになっていると考えられている。