夏休みがほしいだけ

夏休みがほしいだけ

ただの雑談です。

仲良くなった友達に見せる第二形態

 

でさあ、おれがつま先に体重かけるほうの滑り方を練習してたらさあ、上からヤヌスが降りてきてさ。

 

うん。

 

あいつはまだかかとに体重かけるほうも習得してないからさ。

 

あいつそれもまだできひんねや。

 

そうやねん。
で、そしたらヤヌスがグラグラして『あっ、こける!』って思ったら奇跡的なバランスを発揮して2回連続でクルクルって回ってギリ持ち堪えてん!
あれめっちゃおもろかったわー。

 

ヤヌスヤバイな。

 

ヤバイやろ?
そしたらヤヌスがさあ、あっ、ちょっと待って。

 

ん?ん?


スポッ

 

え?なに?
急にイヤホンしてなに?

 

・・・。

 

え、何なん?
なんで急にイヤホン付け出したん?

 

・・・。

 

なに?
ホンマになに?
なんか言ってよ。

 

・・・。

 

え、おれなんかした?
なんかイラつかせるようなことした?

 

・・・。

 

えー・・・。
なんでぇー?

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・。


スポッ

 

ごめんごめん。

 

え、なんやったん?

 

いや急に曲が聴きたくなって。

 

え、それだけ?

 

うん。

 

そんなん今じゃなくていいやろ!
なんやねん急に!
怖いわ!

 

いや、めっちゃ今聴きたくなってん。
グワアアアァァって聴きたさが込み上げてきてさ、今を逃したらあかんなって思ってん。

 

なんやねんそれ。

 

あるやん。
急に
『うわっ、あの曲聴きてえー』
ってなるとき。
なるときー。

 

なにを551みたいに言ってんねん。
家帰って聴けや。

 

それはちゃうねん。
家帰るころにはもう聴きたさが冷めてんねん。
聴きたさがどっか行ってもうてんねん。
『あのときあんなに聴きたかったのに、帰ってきたらちゃうわ。』
ってなってんねん。

 

なにそれ。

 

え、ない?
授業中とかに
『今この曲聴いたら、えげつないぐらいいいやろなー、最高やろうなー。』
ってとき。
そんなときー。

 

551分かったから。
それにあるにはあるけど、会話を急に切ってまではないやろ。
怖かったわ、ホンマに。
急に嫌われたんかと思って。

 

ちゃうちゃう。
そんなんじゃないって。

 

いや、笑ってるけどあんな急にそんなことされたらビックリするからな。
せめて一言ぐらいなんか言えよ。
そのあとしれっと復帰してきたけど。

 

善は急げって言うやん。

 

言えども、一言あってもいいやろ。
なによりも善なんか?これは。

 

おかげでめちゃくちゃ良かったわ〜。
満たされたわ〜。

 

まだ知らん一面を見たわ。
おれはこれを初めてかまされたけど、結構な頻度でやってんの?

 

仲良いやつの前ではな。
やっても許されるやろってことで。
つまりは君はわたしに認められたってことや。
今後もちょいちょいあるから、よろしく。

 

ええ~。
今後もちょいちょいあんの~?
その間取り残されたおれはどうしてたらいいんよ?

 

他のみんなはシュッとした顔して立ってはるわ。

 

立ってはるわって。
はるわって。
なんやねんシュッとした顔って。

 

もうなんとも言えん顔してる。
戸惑いとかでもなく、なんとも言えん顔。
少しの呆れと諦めを含んだ結果、シュッとした顔してはる。

 

その"してはる"腹立つねん。
なにをちょっと距離とって観察してんねん。
みんな困った末に諦めてるやんけ。
気づいてんのやったらやめたら?

 

おれはみんなのそんな顔を傍目に音楽に没頭してる。
おれもシュッとした顔して聴いてる。

 

確かにシュッとしてたけど。
怖かったわ、突然シュッとしたから。
よう没頭できるねぇ、きみ。

 

まあな。

 

なにを鼻の下こすってんねん。
褒めてんちゃうねん。

 

まあそのうち慣れると思うから。
堪忍、堪忍。

 

みんなも甘やかしすぎやわ。
言っていこうよ、こんなんおかしいって。

 

業務中に消えるのはだいたいトイレのせい

 

高橋くん、ちょっといい?

 

はい?
なんですか?

 

自分、業務中たまにおらんようになる時間あるけど、あれどこに行ってるん?

 

ああ、そういうときはだいたいウンコです。
ぼく、みんなと違ってウンコせな生きていけないんですよ。

 

(それはみんなそうやろ・・・。
自分だけウンコ依存症みたいに言うやん・・・。)

 

それにぼくめちゃくちゃウンコ出るんですよ。
頻度がすごくて。

 

ああ、そうなん?
そんなになん?

 

1日最低4回は行きます。

 

結構行くなあ。

 

なんか作業着って結構サイズがおっきいじゃないですか。
だからちゃんとズボンのベルト締めないとズレてくるんですけど、ちゃんと締めたら絞めたでお腹が圧迫されてウンコしたくなってくるんですよ。

 

ええ?

 

なんか絞り出されるみたいな。
カップラーメンのタレお箸で絞るみたいになってると思うですよ、多分。

 

そんなことある?

 

それがあるんですよ。

 

なんかあれちゃう?
腹筋とか足りひんのちゃう?

 

ああー。
そうかもしれないです。
そう言われてみれば。

 

腹筋足りひんから、ベルトの圧迫からガードするもんがなくて出そうになるんちゃう?

 

でも逆に腹筋鍛えたらちょっと力を入れただけで赤子の手をひねるようにウンコがでてくるようになるんじゃないですかね?

 

(このタイミングでそれ言われたら、なんか赤子の手がウンコの蛇口みたいに聞こえてくるな・・・。)

 

あと最近、朝のウンコのリズムがズレてきたんですよ。

 

朝のウンコのリズムぅ?

 

ぼく、いっつもだいたい朝7時に起きて7時20分ぐらいにウンコが出てたんですけど。

 

(これ何の話が始まったん?
聞かなあかんの?)

 

でも最近は6時40分ぐらいになったら目が覚めて、そうしたらお腹が痛くてすぐウンコしたくなるんですよ。
多分腹痛で目が覚めてるんです。
ヤバくないですか?

 

ああ。
まあな。

 

眠りに勝るほどのウンコしたさって。
どうなってんねんって感じですよ。
その、ウンコせなあかんでっていう腹痛による促しが睡眠に勝ってくることってあるんですか?

 

いや、分からんけど。

 

怖いっすわ、ホンマに。
そんでこのウンコのリズムが定着されたら終わりですよ。
毎朝ウンコのせいで早めに目が覚めることになるんですよ。
ウンコアラームって・・・。
ヤバくないですか?

 

まあ、それは大変やなー。

 

考えただけでしんどいっすわ。

 

いや、まあ、そのな?
結構な頻度で高橋くんの姿が消えるから、みんな心配しててん。

 

それはすみません。

 

まあ、お腹痛いのは大変やと思うけど。
業務中はそんな頻繁に姿消さんようにな。

 

すみません。
腹筋鍛えます。

 

ああ、うん・・・。

 

あえて家でのみアイプチをして真の二重へと至りたい

 

二重になればさあ、世界が変わると思うねん。

 

ほう。
それはつまり、自分に足りひんのは二重であると。

 

まさしく。
二重のみがわたしに足りない。
二重こそがわたしの人生のラストピース。

 

なるほど。
じゃあどうすんの?

 

ここで買ってきました、アイプチです。

 

おお。

 

姉ちゃんに買ってきてもらった。
これで完全究極体になれる。
無敵や。
楽しみすぎてゾクゾクしてきたぜ。

 

では早速。

 

いや、それは違うのだよ。
これは平時においては使わないのだよ。

 

え?
なんで?

 

平時にアイプチにより二重になる、それすなわちアイプチによる二重となってしまう。

 

え?え?
そりゃあそうじゃないの?
なに?
なんかおれが聞き間違えた?

 

いや、心配せんでも聞き間違えてはいない。
当たり前のことを言ったから。

 

よかった。
心配なったわ。

 

つまりはわたしが求めているのは完全究極体への進化。
しかし、アイプチによる二重は仮初の進化にすぎない。
真・二重ではない。

 

じゃあどうすんの?
なにをするつもり?

 

アイプチは誰にも会わない家でのみ使用する。

 

ほう、なるほど。
そういうことか。

 

勘のいい君なら、わたしの狙いがすでに分かったであろう。

 

たとえ仮初の進化であろうとも、それを受け入れてくれる血の繋がった親族の前でのみ二重になると・・・。

 

違う違う。
全然やん。
察し悪ぅ。
買いかぶってたわ、自分のこと。

 

え、それ以外ある?

 

逆にそれ以外ない?
これが唯一?

 

うーん。
ちょっと・・・無理ですね。
なにも思いつきまへん。

 

ウソやん。
ちゃうやん。
外でアイプチ使って二重になっても急すぎて怪しいやん。
バレるやん。
それにアイプチってバレたら恥ずかしいやん。

 

でもそこは腹を括るのみやろ。
それでも貫き通して我が道を行くのみやろ。

 

そんな野茂みたいなことは無理無理。

 

野茂?

 

野茂知らん?
野球選手よ。
トルネード投法で有名な、日本人のメジャー進出の第一人者となった。

 

あの野茂?
あのトルネード投法の?

 

あの野茂よ。

 

知らんわ。

 

ほんならもういいわ。
そんなことより外でアイプチはリスキーやねんって。
そういう話よ。

 

えー。
そんなん言ってもじゃあどうするつもりよ?

 

それはな、家でアイプチをし続けることにより、二重のクセを徐々にまぶたに刻みつけんのよ。
そしてゆくゆくはアイプチなしで二重の極みに至りたいって寸法よ。

 

いやあ、険しい道のりやなあ。

 

千里の道も一歩からですよ。

 

でも自分は一重は一重でも、魅力的な一重やと思うけどなあ。

 

え?

 

ナイスな一重やと思うで。
別に二重にならずとも。

 

うそ?

 

ホンマホンマ。
あの野茂みたいないい感じの一重やわ。
グッドデザイン賞取れそうなくらい。

 

自分、野茂知らんやん。

 

ごめん適当に言ったわ。
野茂って人は一重なん?*1

 

そう言われてみれば野茂にその角度から光を当てたことがなかったわ。
なんせメジャーリーガーやからな。
メジャーリーガーにとってはそんなことどうでもいいもん。

 

じゃあ最悪二重になれずともメジャーリーガーになればいいってことか。

 

メジャー舐めんなよ?

 

*1:野茂英雄選手は写真で見る限りおそらく一重でした。奥二重の可能性もありますけど。どうでもいい情報でしょうか。

この和式便所は自分が使う前からすでに汚れていました


ガチャッ

 

おうっ。
永原かい。

 

松谷かい。
学校のトイレでウンコすんなや。

 

いや、今からお前もおれのあとでウンコすんねやろ。

 

ガチャッ

 

・・・。


コンッコンッ

 

んっ?


コンッコンッ

 

入ってますー。

 

あー、永原ぁ?

 

ん?
松谷ぃ?

 

そうそう。
おれおれ。

 

なに?
ご存知の通りおれウンコしてんねん。
おまえ、絶対上から覗くなよ。

 

せんわそんなん。

 

なんやねん。

 

いや、そのな。

 

なに?

 

その、便器めっちゃ汚れてんの、それおれちゃうからな?

 

え?

 

その便器が汚いの、おれが外したわけじゃないから。
おれの前からそんぐらい汚れてたからな。

 

なになに?
そんなことわざわざ言いに来たん?

 

いや、嫌やん。
おれが汚したって思われんの。
『あいつめっちゃ外すやん。ケツの穴横に付いてんのかい。』
とか思われたら嫌やん。

 

いや、そんなん別に思わんし。
なんなら自分じゃないって言ったほうが逆に怪しいで。

 

それは百も承知で言ってんねん。
そのリスクも踏まえた上で行動に移してんねん。

 

移すな、そんなしょうもない行動を。

 

マジでおれちゃうからな。
前からやから。
おれの前からそんぐらい汚れてたから。
なんならおれが使ってからちょっと綺麗になったぐらいやから。

 

それはどういう理屈よ?
綺麗にはならんやろ。
逆になんか怪しいな。

 

マジでちゃうって!

 

必死やん。
自分が汚してない証拠はないやん。

 

じゃあそこのウンコから取れるDNAかなんかよう分からんけど、それを調べてくれ。
マジでおれじゃないから。

 

なんでおれが調べなあかんねん。
身の潔白は被疑者自らが証明せえよ。

 

ホンマにちゃうから!

 

冗談やん。
分かってるってそんなん。
わざわざ言いに来んでいいから。
てかちょっともうどっか行ってくれん?
屁ぇとか出そうやから。
あんま聞かれたくないから。

 

いや、絶対みんなに言うやん!
あいつのあと和式使ったらめっちゃ汚かったって!
言うやん!

 

言わんって。
なんやねんそれ。
はよどっか行けや。

 

いーや信じられへん。
交渉材料としておまえが屁をこくのをこの耳で聞くまでここから離れんから。

 

おまえ頭おかしいんかっ!

 

信用できひんわ。

 

いやいやマジではよどっか行けって。
なんやねんおまえ。
逆にこのこと言うぞ。

 

ほんならもう田所が終わったあとにまたおれが入ってウンコするわ。
ほんで
「田所あいつめっちゃウンコ外してたわ。あいつケツの穴横に付いとるわ。」
って言いふらすわ。

 

なんでなん!?
めちゃくちゃやん。
なにをそんなに恐れてんの?

 

マジでおれちゃうから。
マジで。

 

分かったって。
ホンマに分かったから。
言わんから。
はよどっか行け。

 

言ったらジュースおごれよ。
しかもペットボトルな。

 

ペナルティはその程度なんかよ。

 

自分だけ流れ星が見れない

 

あっ、流れ星!

 

うそっ!?

 

あっ、また流れた!

 

ちょっと待って。
おれ全然見れてへんねんけど。

 

おれもうさっきので5回目やで。

 

いやおかしくない?
なんで?

 

なんで?って言われても。

 

なんでなん?

 

なんでなん?って・・・。
あっ!
また見れた!

 

ちょっと待てよ。
おれがなんで見れへんか話してんねんから、星見んのやめろよ。
こっち向けよ。

 

おまえはこっち見んなよ。
空見ろよ。
流れ星見たかったらまずはそこからやろ。

 

マジで見れたらすぐ言って。
流れ星消える前に言って。

 

無理やろ。
その方法では絶対に無理やろ。

 

じゃあもう予感でもいいわ。
予感したらあっ!って言って。

 

普通に空探してたらいつか見れると思うねんけどな。

 

それがマジで見れへんのよ。

 

あっ!

 

えっ!
どこっ!?

 

予感外れたわ。

 

マジでふざけんなよ。

 

いやそんなキレ方する?
予感やから外れるんは仕方ないやろ。

 

当てろよ。
当てな意味ないやろ。

 

それはもう予知やん。

 

マジでふざけんなよ。

 

なんでキレられてんねん、おれ。
あっ、今また見れたわ。

 

予感したら言えよ!
おい!

 

無理無理無理。
予感なし予感なし。
そもそもどういうモチベーションでキレてんねん。
ヤケクソになってるやん。

 

もういいわ。
もう分かった。
ちょっと今自分が見てる方向を指さして。
おれもそこ見るから。

 

まあええけど。
はい。

 

そっちな。
分かりました。

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・。
え、全然流れへんやん。
何してんの?

 

何してるんって言われても。

 

いや、自分がさっきからめちゃくちゃ見れてたからおんなじとこ見ようって思ったのに、なに急に見れんようになってんの?
何してんねん。

 

クレーマーやん。
いかついって。

 

え、ホンマは全部分かってるんちゃうん?
流れ星がどこらへん流れるか予知可能なんちゃうん?
予知可であえて流れへんとこ指さしてるんちゃうん?

 

いや予知不可よ。
なんならさっきまで1人やったらあんなに見れてたのに、自分がいっしょに見出したら急に見れんようなったやん。
そっちこそ流れ星になんかした?

 

なんかってなんやねん。

 

その、もうトゲトゲした感じが流れ星にまで伝わってもうてんねん。
流れ星も怖がってんねん。

 

いやいや。
今でこそトゲトゲしてるけど、最初は穏やかな気持ちで夜空を眺めてたから。
あのころの未来に僕らは立っているのかなあなんて思いながら眺めてたから。

 

全然集中してないやん。
流れ星もそりゃそっぽ向くわ。

 

そもそも流れ星に感情なんかないわ。

 

あるよー。
流れ星にもちゃんとあるから。
そんなん言われて流れ星いま悲しんでる。
おれには悲しみが伝わってくる。

 

えげつないアニミズム信仰やな。
宇宙は神様の守備範囲外やろ。

 

そもそもな、その、自責の考えが足りひんわ。
他責の考えになっちゃってる。
見れへんのを流れ星とかおれのせいにしちゃってる。

 

新入社員研修みたいなこと言ってくんなよ。
そういうのから距離置きたくて星見に来てんのに。

 

いいからもうおれの指す方向見といて。
とりあえず。

 

もう信じるわ。
指見るわ。

 

ちゃうちゃう。
指見るんちゃうねん。
指のさす方向を見な。

 

え?

 

え?じゃなくて。
ちゃうちゃう。
その、指の先端見てるやん。
ちゃうねん。
指の向いてる方向の空を見な。

 

いや、見てるって。

 

見てへんやん。
指見てるやん。

 

ちゃうって。
ちょっ、もっとちゃんと指伸ばしてよ。
中途半端やわ。

 

他責の考え出てるやん。

 

それやめて。
普通に腹立つから。

 

あっ!

えっ!?

 

見れたやろ!?
さっき流れたやん!

 

いや、なんか視界の端でシュッってなった気はしたけど。
あれ?

 

あれよ。

 

ホンマに?
え、あんな感じ?

 

え、見れんかったん?

 

いや、なんかちゃんと捉えれんかったから、見れたんか自信ないわ。

 

あれが流れ星ですっ。

 

えー。
なんか・・・。
えー。
あれかー・・・。

 

ん、なんや?
あんな騒いどいて不服か?
あ?

 

人のこと勝手に足して2で割るやん

 

そっちのクラスに転校生来たらしいな。

 

ああ、そうやねん。

 

どんな感じの子なん?

 

それがな、顔が自分と笹岡足して2で割ったみたいな感じでなんか面白いねん。
すでに謎の親近感を抱いてる。

 

え、なんで勝手に人のこと足して勝手に2で割るん?

 

え?

 

おれ足していいなんか言った?

 

いや、そんなんは聞いてないけど・・・。

 

ほんならあかんやろ。
人のことを誰かと足すときなんか許可とらなあかんやろ。

 

・・・。

 

え、言わな分からん?
無許可でやる?普通?
で、挙げ句の果てにそのあと勝手に2で割ってるやん。

 

・・・。

 

言った?
2で割っていいなんて言った?

 

言ってないです。

 

いるやろそこの許可は。
こっちも慈善事業でやってるわけじゃないねんから。

 

すみません・・・。

 

え、そんなん勝手にしたらあかんなって思わんかったん?

 

・・・。
そんなに悪いこととは思ってなかったです。
まさかこんなに怒られるとも・・・。

 

いやいやそりゃあこんなことなるよ。
あかんやんこんなん。
人のこと勝手に足して勝手に2で割ってんねんで?
どえらい横暴やろ。

 

横暴・・・。
はい・・・。
すみません、考えが足りなかったです・・・。

 

いやまあ、周りにそういうことを教えてくれる大人がおらんかったんかもしれんけど。
そういう意味では自分は可哀想なんかもしれへんわ。

 

・・・。

 

でもそこでちょっと立ち止まって考えてみようや?
果たして人のことを勝手に足して2で割っていいんやろか?って。

 

はい・・・。

 

自分も嫌やろ?
勝手に知らんとこで足されて、勝手に2で割られたら。
嫌ちゃうか?
え?

 

いえ・・・。
そんなには・・・。
正直なところ、はい。

 

え、嫌じゃないん?

 

はい・・・。
別に嫌ではないです・・・。

 

じゃあ勝手にめっちゃ足すで?
いいんか?
自分と阿部サダヲ足して2で割ったらムロツヨシみたいやなってやるで?

 

クドカン福田雄一も結構好きなんで、むしろ光栄です。
なんか自分が触媒になれた気がして。

 

全然反省してないやん!
あかん。
これはもう埒が明かんわ。
ちょっと一回電話させてもらいます。

 

え?
どこに?

 

もう1人の被害者の笹岡くんです。


Prrrrr...

 

あ、もしもし笹岡?
いやちょっとな、4組に新しく転校生来たやん?
ほんでな、なんか三間がな、その転校生がおれと笹岡を足して2で割ったみたいな感じって言ってんねん。

 

・・・。

 

そう。
勝手に足して2で割られるとかなくない?
いや、勝手に足して2で割るっておかしくない?って。

 

・・・。

 

え、なんで?
フリー素材?
え、笹岡フリー素材なん?
え、この前おれのこと足して2で割ったん?
マジかよ・・・。
いや・・・、まあええわ。
うん、じゃあ。

 

Pi

 

え、みんなめっちゃ勝手におれのこと足して2で割るやん。

 

いざ服を買いに行ったらそんなにいらない気がしてくる

 

それ買うん?

 

いやあ、悩むなあ。

 

自分、毎回服買いに来て悩みに悩んで結局買わんよな。

 

なんかな、店に来るまでは服欲しいねんけど、店来て服見てたら急に冷めてくんねん。
え、服別にいらんのちゃう?ってなんねん。

 

なんやねん、それ。
考えすぎやろ。

 

TSUTAYAとかでもない?
あの映画借りよとか、あのCD借りよとか行く前はワクワクしてるけど、いざ行って手に取ってみたらなんか借りるほどでもないなあみたいな。
そんで結局何も借りんと帰ってくるみたいな。

 

ないよ。
ヤバいなそれ。
意味が分からへん。

 

あるやろ。
あるあるやろ。

 

ないないやわ。
で、結局それ買うん?

 

え〜、ちょっと悩むなあ。
なあ、これとこれどっちがいいと思う?

 

もうそれいらんって。
毎回聞いてくるけど全然おれの意見反映されへんやん。
なんで聞いてくんねん。

 

ぶっちゃけ自分の意見、確かに一個も参考にしてないわ。
ただただ悩んでる間の暇つぶしとして聞いてるわ。

 

もうそんなんやったら聞かんとってくれ。
めんどくさいから。

 

なぁんでそんな冷たいこと言うんよ。
会話やん、会話。

 

めんどくさいねん。

 

でもさ、服選ぶんって難しいやん。
いざ買って家帰ったら、店で見た印象と違うときあるやん。

 

まあ、あるっちゃあるな。

 

この店、照明暗いねん。
あとオレンジ気味の照明使うんもやめてほしいわ。
太陽光で着た場合の想像が全く出来んから。

 

確かにな。
そこ大事っちゃ大事よな。

 

やろ?
もっと家電屋ぐらいの明るさにしてほしいわ。
もう真っ白の光でおれを照らしてくれ。

 

ほんならそれ一回試着して外出てみたらいいやん。

 

いやアウトアウト。
万引きやん。
ピーピー鳴ってすぐ店員さん駆けつけてくるから。

 

そうなったら説明したらいいやん。
「いや、違うですよこれは。別に万引きしようとしたとかじゃなくて、自然光の下でこれ着たらどんな感じになるか見てみたかったんですよ。」
って言ったらいいやん。

 

いいやんって、あなたえらい簡単に言うけど。
そんなやつおらんやん。

 

いや、おるおらんじゃないやん。
自然光で見てみたいという考えが変か変じゃないかやん。
で、それは別に変じゃないやん。

 

変ではないけど。
ないけどもよ。

 

説明したら店員さんも納得してくれるって。
「ああー、確かにウチの店、びっくりドンキーぐらいの明るさでやらせてもらってますもんねー。」
って言ってくれるって。

 

おれ、そのやらせてもらってるって言い方好きちゃうねん。
別にこっちサイド許可とか出してないし。
なんならびっくりドンキーぐらいの明るさは嫌やって話してるわけやし。

 

そこはいいやん。
細かいわ。

 

でもあれやで。
店員さんは毎日ここで働いてるわけやから、この明るさに慣れてるかもしれんで?
だから自然光の感じを知りたいって言っても
「なに言ってんねん。ここで十分明るいやろ。はい、万引き確定ー。」
ってなるかもしれんわけよ。

 

そうなったらもう振り切ろう。
家電屋に逃げ込んだらこの店の暗さとのギャップで店員さんも「まぶしいいぃぃぃっ!!」ってなって逃げ切れるやろ。

 

それはもう万引きやん。
そんで、そこまで暗くはないし。

 

もうなんでもいいから早く買ってくれ・・・。

 

どうしよ~。
悩むな~。
え、どっちがいいと思う?