夏休みがほしいだけ

夏休みがほしいだけ

ただの雑談です。

まだ出会ったばかりだから、冗談を言うタイプの人かどうかが分からない

 

宮西くん。

 

はいっ。

 

ほんならー、ちょっとキッチンの真ん中やってみよか。

 

あっ、いきなり真ん中ですか。

 

そうそう。
真ん中は、ここから出てくる伝票見ながら料理盛り付けて。
で、できたらホールの人に声かけて提供をお願いするって感じ。

 

はい・・・。
まだ、そんなにメニューも覚えれてないんで自信ないですけど・・・。

 

だいじょうぶ、だいじょうぶ。
そんな緊張せんでもいいで。

 

あっ、はい。

 

最初は誰でもミスしてまうもんやから。
ちょっとぐらいミスしてもいいし。
な?

 

分かりました。

 

そうそう。
リラックスして。
ゆっくりでいいから。

 

ありがとうございます。

 

ミスってもちょっと叩くぐらいやから。

 

えっ!?
えっ!?

 

叩くだけやから。
な?
そんな怖がらんでも、だーいじょうぶや。

 

えっ、ミスしたら叩かれるんですか?

 

大丈夫、大丈夫。
最初はちょっとぐらい間違えたりもするけど、そんな気にせんでいいから。

 

いや、そこじゃなくてですね・・・。
あのー、ミスしたら叩かれるんですか?

 

そりゃあミスしてるからな。

 

あっ、叩かれるんですね・・・。

 

でも、ミスとか誰だってするから。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
そんなんミスしたぐらいで落ち込まんでいいからな?
切り替えたらいいから。

 

いや、そこじゃなくてですね・・・。
普通に叩かれるんが怖いというか・・・。
えっ、叩かれるのは何回目からとかあるんですか?

 

そりゃあ初回からよ。
ミスってるわけやから。
こはちゃんとせな。

 

初回から・・・。
(え、キッツ・・・。え、マジで叩かれんの・・・?)

 

どうした?
そんなミスんの怖いか?

 

いや、ミスんのが怖いというか・・・。
叩かれるのが怖いというか・・・。
まあ、つまりはミスんのが怖いってことになるんでしょうけど・・・。

 

そんなマジでは叩かんやん。

 

(叩くんはマジやん・・・。)
え、だってちょっと石川さんガタイいいじゃないですか。

 

まあな。
ジム行ってるし。

 

ジム行ってるんですか?

 

うん。
ジムでダンベル持ち上げたりとか、こう、負荷がかかってるひもを引っ張ったりとか。

 

え、マシンで走ったりは?

 

走るんはあんまりせんなあ。
バーベル持ち上げたりもするで。

 

(腕に特化してるやん・・・。叩く用の筋肉ばっか鍛えてるやん・・・。)
え、マジでミスったらいかれるんですか、ぼく?

 

じょーだんやん!
じょーだん、じょーだん!

 

え?

 

叩くわけないやん、そんなん。

 

えー!
うわー!
ちょっと怖かったですって!

 

ちょっと叩くだけやん。

 

え!?
え!?
どっちですか?

 

冗談やって!
叩かんって!

 

え、ちょっとマジでどっちですか?
ぼく、ここ入ってまだ三回目なんですよ。
その、石川さんがそういう冗談言われるタイプかどうかもまだ分かんないんですよ。

 

言うタイプやん。
見た目通りやん。

 

え、マジの冗談ですか?

 

冗談やって。
ホンマに冗談。

 

信じますよ?

 

ちょっ、あんまりしつこかったら叩いてまいそうやわ。

 

え!?

 

ウソやって!
冗談やって!

 

マジでやめてくださいよー!

 

ホンッマに叩かんから。
そんなんパワハラやから。

 

いや、ホンマに怖いですって。

 

ビックリした?
面白かった?

 

ビックリしましたよー、ホンマにー。
(マジでおもんない・・・。)

 

じゃあ、真ん中やってみよか。

 

あっ、真ん中やるんはホンマなんですね・・・。
(マジで叩かれんよな?)

 

車のブレーキをゆっくりかけれるんやったら、とっくにそうしてる

 

うっ。
ちょいと、ちょいと。

 

ん?

 

もうちょいブレーキ上手いこと出来ひんの?
スーっとというか、ヌルーっとというか、そんなふうに止まられへんの?

 

いやムズイねん、ホンマ。

 

その、グッってなんねん。
信号で止まるたびにグッってなんねん。
最初はまあ我慢できてたけど、蓄積ダメージ溜まってきて、だんだん不快になってきたわ。

 

しょうがないやん。
まだペーパードライバーやねんから。

 

まあな。
まあ、そうやねんけど。
そのな、もうちょい改善してる兆しを見せてほしいというか。

 

いや、やってるよ。

 

ホンマに?
正直毎回おんなじぐらいグッってなってんねんけど。
段々マシになってるとかもなく。

 

いやいや、意識してるって。
徐々にゆっくり止まれるように気ぃつけてるから。

 

そんなに試行錯誤してる感じがないねんなあ。
それやったら一回ぐらい思い切って大分ゆっくり止まってみてもいいやん?
それすらなくない?

 

いや、やってるって。
やろうとしてんねん。

 

まあ、そんな言うんやったら信じるけど。

 

やってるから。

 

おお。

 

・・・

 

うっ!
いや、もう今回はわざとグッって止まったやん!
言われてイラッとして、あえて今まで以上にグッっとなるようにしてきてるやん!

 

・・・。

 

キレてるやん!?
え、キレてるやん!?

 

うっさいなあ。

 

キレてるやんけ!

 

いちいち言われたらこっちもイラッとすんねん。

 

でも、自分も止まるたびにグッっとなってるわけやん。
それは嫌じゃないん?

 

いーや、全然嫌じゃない。

 

なんでやねん。
嫌やろ。
スーッって止まったほうがいいやろ。

 

むしろグッって止まりたいわ。
止まってる感、グリップ感がほしいし。

 

いや、もうムキになってるやん。

 

グッっと止まることで気持ちがグッっと入るとこあるし。

 

なんの気持ちやねん。
大体さっき止まったときは流石にグッっとしすぎて自分もちょっと息漏れてたからな。
「つっ」って言ってたからな。

 

あれはちゃうから。
いい感じのグッっと止まるができたことで漏れた感嘆の「つっ」やから。
手応えの「つっ」やから。

 

そんな「つっ」ないわ。
どんな「つっ」やねん。
あっ、次ゆっくりよ、ゆっくり!
ゆっくり止まってよ!

 

・・・。

 

うっ!

つっ!

 

もうグッてなったやん!
ほんで確実に自分も「つっ」って言ったやん!

 

気持ち入ったー!
グッと気持ちが入ったー!
それによる「つっ」ー!

 

ピーッ 

急なブレーキは燃費の悪化に繋がります 

やさしいブレーキを心がけましょう

 

なんや、こいつぅ?腹立つな。

 

ほら、ナビにも言われてるやん。
ナビも思ってんねんって。
ナビもグッってなっててんって。

 

ナビがなるかいな。
生意気なナビやわ。

 

家のあらゆるモノを人に取らせようとする父親

 

航輝、ちょっとそこのDVDのリモコン取ってくれへん?

 

え、自分で取ってよ。
おれも言うて遠いやん。

 

ええやん。
取ってよ。
お父さんよりは近いやん。

 

いや、どっちか言ったらそうやけど、おれが取るにしても動かなあかんやん。
それやったら自分で取ってよ。

 

ちょっと、ホンマに。
ホンマに取ってくれ。
ホンマに。

 

嫌やって。
めんどくさいもん。

 

それはお父さんだってそうやから。
お父さんも一緒やから。

 

いや、知らんがな。
なにをそっちがイーブン感出して来てんねん。

 

親の言うことが聞けんのかっ!

 

え、パワハラですか?
パワー型のハラスメントですか、これ?
オカンに相談しよかな。

 

ウソやん。
冗談やん。

 

いーや、今のは完全に家庭内パワハラやった。
ドメスティック・パワー・ハラスメントやった。
ちょっと引いてるもん。

 

ちょっとふざけただけやん。

 

その誤魔化し方まで含めてアウトやわ。
これはアウト。

 

いや、分かった。
千円やるわ。

 

え?

 

リモコン取ってくれたら千円やる。

 

そこまで?
そこまで自分で取りに行くのめんどくさい?

 

逆にお父さんにここまでやらす?
家庭内パワハラさせて、千円払わせてまでリモコン取るの粘る?

 

まだ立場が分かってないようやな、親父よ。

 

冗談やん。

 

それやめ。
外でやらんときよ。

 

分かってる、分かってる。
息子やからこそやってるとこあるから。
そういう意味では息子を信頼してるから。

 

なんやそういう意味って。
全幅の信頼を寄せてよ。

 

だってリモコンは取ってくれへんやん。

 

それとこれとは別やから。

 

ほんなら、もう千円あげるからリモコン取ってくれ。

 

ホンマに千円くれる?

 

あげるあげる。
あげるから取って。

 

分かった。
その代わり先に千円ちょうだい。

 

え、親父のこと疑ってんの?
お父さんはこんなに息子のことを信じてるのに?

 

息子はサービス全般を先払いシステムでやらせてもらってるんで。

 

いや、引くわー。
引いてる。
お父さん引いてる。
とても親父の大きな背中を見て育ったとは思えんわー。

 

まあ、こっちは別に払ってもらわんでもいいねんけどな。
ほな、契約不成立ということで。

 

ちょっと待って!
分かった!
先払う!

 

はい。

 

その代わり財布取ってくれ。
そこにあるから。

 

オッケー。


スタスタスタ

 

はい、財布。

 

え、財布はすぐ取りに行くやん。
しかも、財布取りに行くついでにリモコンも取りに行けたやん。
ついでに取ってきてよ。

 

そういう契約内容ではないやん。
千円もらってから取りに行く感じやん。

 

ちょっと本気で千円獲りに来てるやん。
親父から千円巻き上げようと、親父狩りしようとしてるやん。

 

親父狩りではないやろ。
はい、財布取って来たから千円ちょうだい。

 

・・・。
いーや、ここで契約は破棄させてもらう。

 

え?


スタスタスタ、ガシッ

 

結局、お父さんはリモコンを自分で取りに行くことになった。
しかし、財布を取りに行かせに航輝を動かすことには成功した!
結果、これはイーブン、両者痛み分けや!

 

ちっ、ちっちぇ〜!
背中も器もちっちぇ〜!

 

目が細くてガタイが良ければ、それはもう土属性キャラの特徴

 

自分あれやなあ。

 

ん?
なに?

 

漫画で言ったら土属性やな。

 

いやいやいや。
なんでやねん。
めちゃくちゃ光か火属性やろ。

 

いやいやいや。
光か火とか、それはもう主人公やから。
そんなはずないから。

 

いやいやいやいや。
めちゃくちゃ主人公タイプやろ、おれは。
こんなん完全に主人公やろって見た目やん。

 

どこがやねん。
めちゃくちゃ目ぇ細くて体格いいやん。
そんなん土属性やん。

 

なんでそれで土属性なんねん。
別にそこは関係ないやろ。

 

いや、目ぇ細くてガタイいいはもうほぼほぼ土属性確定やねん。
土確やねん。

 

どんな偏見やねん。
ほんで土確ってなんやねん。

 

さらに優しい雰囲気を醸し出してるしで、もう完全なる土属性。
花とか踏みにじる敵にキレるぐらい土属性。
パーフェクトアルティメット土属性。

 

優しそうはありがとうやけど、英語の学力足りんから土属性は英語にできてないやん。

 

ええねんそこは。
じゃあ逆に聞くけど、土って英語でなんて言うか分かるんか?

 

アースかなんかやろ。
知らんけど。

 

知らんけどやめろ。
腹立つ。

 

ちゃうから。
普段目ぇ細いけど、本気出すときに目が開いてめっちゃ強くなるタイプのやつやから。
そんな主人公やから。

 

そんなキャラおるけどだいたい主人公じゃないねん。
確かにホンマはめっちゃ強いねんけど主人公ではないのよ。
で、だいたいそういうキャラは水か風属性やから。
土属性ではないから。

 

ほんなら、自分は自分で何タイプやと思ってんねん。
言っとくけど、おまえも全然主人公っぽくないからな。

 

おれは雷やん。

 

おまえ、めっちゃカッコいいの選ぶやん。
セコない?

 

こんなん、おれはもう雷やん。

 

ちょうどいいカッコいいやつ選ぶやん。

 

ありがとうございますっ!

 

でもあれやん。
相性的には土属性のおれのほうが雷属性の自分より強いからな?

 

え、そんなん誰が決めたん?

 

それはあれやん。
ポケモンやん。

 

漫画やから。
漫画の話してんねん。
ポケモンの話はしてないから。
ポケモンではそうかもしれんけど、漫画でそんな描写見たことあるか?

 

まあ、そう言われたらないけど・・・。

 

やろ?
だからそれは関係ないわ。

 

そんなん言ったら目ぇ細くてガタイいい土属性のキャラも別に思いつかんけどな!

 

それは・・・なんかおるやろ。

 

なんかおるやろってなんやねん。

 

いまは思いつかんだけでおるにはおるやろ。
多分。

 

自分、あれちゃうん?
自分もポケモンから来てるやろ?

 

え?

 

ポケモンのタケシやろ?

 

あー、確かにな。
そう言われればそうかもしれんわ。
タケシやわ。

 

自分、それはだいぶ雑いで?

 

でもタケシ、目ぇ細いしイワーク使うやん。

 

いや別にイワーク以外も使うやろ。
そんで別にガタイは良くはないし。
合ってんの目ぇ細いだけやん。

 

でもメインはイワークやん。
ほんでポケモンブリーダー目指してて優しかったやん。
当てはまってるやん。

 

土属性はイワークから来るやつやから。
タケシ自身の属性ではないやん。
これはあかんやろ。
おれの土確取り消せよ。

 

えー、マジかよー。
自分、絶対土属性やけどなー。

 

ほんでおまえも全然雷属性っぽくはないで?
全然速そうな感じないし。
シュッとしてないし。

 

でも、おれ次男で左利きでサッカー部で髪の毛細いで?
こんなん雷確やろ。

 

聞いたことないわ。

 

今世に対して前世はひとつだけ

 

うわっ!
めっちゃ火ぃつけるの早いやん!

 

ヤバない?
おれヤバない?

 

ヤバいヤバい。
めっちゃすごい。
他のクラス、まだ誰もつけれてへんで。

 

おれ、この棒で摩擦起こすグリグリめちゃくちゃ得意やわ。
おれのサバイバル能力、いわゆるサバイバリティ、めっちゃ高い気ぃするわ。

 

サバイバリティ高いのいいなー*1

 

おれの前世はハエやったかもしれんわ。
こんなに擦り合わせるのが速いのは。

 

ええねんな?

 

え?

 

「おれの前世は〇〇やったんかもしれん」をハエに使っていいねんな?
もうそれに決定やな?

 

なになに?急に?

 

前世なんか今世に対して一個しかないねんから、もう他に使えへんで?
ハエで決定やな?

 

え?

 

ファイナルアンサー?

 

・・・。
ちょっとライフライン使ってもいいですか?

 

ここでライフライン〜。
どれにしますか?

 

オーディエンスで。

 

オーディエンス、ゼロやねん。

 

うん、分かってるけど。
てかなに?
その、急に前世に対する厳しい見解。

 

だってそうやん。
前世って普通は一個やん。
そんな何個もあるもんじゃないやん。

 

まあそうやけど。

 

だからそんな貴重な前世を軽々しくハエなんかに使っていいんかなと思って。

 

でも、めちゃくちゃ火ぃつけるの早かってんで?

 

ほな前世ハエやわ。
実際に見たことはないけれど、ハエはよう手を擦り合わせると耳にするからねー。
そりゃあハエやわ。

 

そう思うやろ?
でもな、オカンが言うにはおれは勝手に人の家に入ったりはせんらしいねん。

 

ほんならハエちゃうがな。
ハエはお邪魔しますも言わずに知らん間に人の家に、特にお風呂に入ってきてるからねー。
ほんならハエちゃうかー。

 

でもな、オカンが言うには、おれと弟はちっちゃいころに門とか見つけたら、急に厳つい顔して門の前で仁王立ちすることがあったらしいねん。

 

ほな・・・それハエなん?
ちょっ、ちょっ、ちょっ、えっ、それハエなん?
それ、もしかして金剛力士像ちゃうん?

 

あー、やっぱり?

 

やっぱり?ちゃうねん。
ターン的にハエやん。
ハエの特徴言えよ。
なんで急に金剛力士像の特徴言うねん。

 

いや、やっぱ前世ハエって嫌やん。
だから軌道修正しようと思って。

 

ハエから金剛力士像ってどんな軌道修正やねん。
てか、前世が金剛力士像ってなんやねん。
他にもっといいやつあったやろ。

 

多分おれは運慶が作ったほうやと思うねんけどなー。
そっちがお兄ちゃんのほうやと思うねんけどなー*2

 

知らんけど。
そもそもあれって兄弟なん?

 

いや、おれも知らんねんけどな。
でもオカンが言うには、運慶が作ったほうがお兄ちゃんらしいねん*3

 

ミルクボーイのやつの「オカンが言うには」は、そんなうわさみたいなやつじゃないねん。
オカンが思い出そうとするやつやねん。
ちょっと、ミルクボーイの王道をやらせてよ。

 

ミルクボーイの王道なんかみんなやりたがってるから、いつでもできるやん。
それにだいたいよう分からん感じなるやん。
そこをおれは中途半端なクオリティでやるなよと警鐘を鳴らしてんねん。

 

ええやん、別にプロじゃないねんから。
クオリティよりも楽しさ重視よ、素人は。

 

あかんあかん。
ちゃんとせな。
ふざけてやったらあかんわ。

 

いや、じゃあ言わせてもらうけど
「オカンが言うにはおれは勝手に人の家に入ったりはせんらしいねん。」
のとこ、だいぶ雑いで?
自分のことやからオカンに言われずとも分かるやろ。

 

そこは愛嬌やん。

 

都合いいわー。

 

*1:正しくはサバイバビリティ(survivability

*2:奈良の東大寺にある金剛力士像、阿形像と吽形像の二体の作者に関してだが、平成の解体修理の際に、阿形像から出てきた文書には運慶と快慶の名が、吽形像から出てきた文書には定覚と湛慶の名が記されていたそうである。つまり、小学校などの授業では運慶と快慶が作者であると教えられるが、その二人以外にも携わったものがおり、その中でも運慶は指揮官の役割を担っていたと今では考えられている(『金剛力士像(東京雑学研究会編)』の意味と定義(全文) - 辞書辞典無料検索JLogos)。だからおそらくみんなで作ったんだね。

*3:別に兄弟じゃないです。オカンは適当なことを言っています。ちなみに運慶と快慶も別に兄弟ではないです。

体育のサッカーやのにわざわざゴールパフォーマンスをする

 

ガラガラッ

 

うぅっ・・・。
先生ぇ・・・。

 

うわっ!
どうしたん!?
膝から下、血だらけやん!?

 

体育で怪我しました・・・。

 

ええ~?
まあ、ちょっと座り。
手当てするわ。

 

はい・・・。

 

体育でこんなに?
今日何やったんよ?

 

サッカーです。

 

いや、サッカーでもこんなんならんやろ。
どういうことよ。

 

ゴールパフォーマンスってあるじゃないですか。

 

ああ、あのゴール決めたときやるやつな。

 

あれで、膝から滑るやつやったらこんなんなりました・・・。

 

グラウンドで!?

 

はい・・・。
グラウンドで・・・。

 

芝でなく!?

 

芝でなく・・・。

 

そりゃあこうなるやろ!
あんなかったいかたいとこで。
砂利とかあるで?

 

砂利とかありました・・・。

 

ハシャいだなあ〜。
自分めちゃくちゃハシャいだなあ〜。

 

いや、もうめちゃくちゃすごいゴール決めたんですよ。
それでもうハシャいじゃいまして。

 

にしてもやわ。
流石にグラウンドで膝から滑るやつはやらんで。

 

いや、でもホンマにめっちゃすごいゴールやったんですよ。

 

そんなに?

 

ぼくってテニス部なんですけど。

 

ああ、そうやったっけ。

 

だからサッカーなんか遊びぐらいでしかやらないんですけど。
こう、勝浦からクロスが飛んできて。

 

ほう。

 

勝浦あいつサッカー部なんですけど。
こっちはサッカー部ちゃうから、そんなクロス上げられてもヘディングとかできひんで?ってなるじゃないですか。

 

ああー。
まあそりゃそうか。
ヘディングむずいか。

 

そうなんですよ。
あいつはそれが分かってないんですよ。
で、もうテンパったんですけど。

 

おう。

 

でも、そこをこう、来たボールを胸でトラップして、落ちてきたとこをそのままボレーしたんですよ!
もう、あのブラジルワールドカップのときのコロンビアのハメスロドリゲスみたいな*1

 

そんなに?
それはめっちゃすごいやん。

 

ヤバくないですか?
テニス部ですよ?ぼく。

 

それはすごいわ。

 

ほんでゴールして。
もう奇跡でそんなん起きて。
みんなもスゲェー!!ってなって。

 

盛り上がるわな、そりゃあ。

 

もうテンション上がって。
フウウウウゥゥゥ!!って思いながらグラウンド走り回って。
気づいたら膝から滑ってました。

 

痛い痛い痛い。
テンション上がりすぎやろ。
我を失うとはこのことやな。

 

それでいまはもうこんな・・・えらいことに・・・。

 

いや、ホンマに。
えらいことやで。
血だらけやで。

 

ああいうのって普通はチームメイトも後ろから走ってきて、あとからスライディングしてハグとかして祝福してくれるもんなんですけど。
誰も来てくれませんでしたわ・・・。

 

そりゃあそうやろ。

 

みんな後ろで立ってた・・・。
さっきまであんな楽しかったのに・・・。

 

お気持ちはお察しするけど。
盛り上がったとはいえ、スライディングするかね。
ただの体育の授業やし。

 

ほんで負傷交代ですよ。
プロの選手が負傷交代するときの気持ち、いまなら痛いほど分かりますわ。
悔しいっすわ・・・。

 

そんないいもんちゃうやろ。

 

先生、ぼく怪我してるんですよ?
もうちょっと優しくしてくれても。

 

ああ、ごめんごめん。
とはいえ自分のやつはプロのやつとは全然別モンで自業自得やろって思ってまうわ。

 

ああっ!!
痛いっ痛いっ!!

 

急にわざとらしいな~。

 

*1:


COLOMBIA v URUGUAY (2:0) - 2014 FIFA World Cup™

これすごかったですね。

部長と課長やったら、そりゃあ部長のほうが強くて格上

 

時本さん、すいません。

 

ん?
どうしたん?

 

午後から第二会議室使いたいんですけど、使ってもいいですか?

 

ああー、午後から使うねん。
おれの名前で予約してなかった?

 

あっ、ありがとうございます!

 

えっ?

 

いやあ、これで村のみんなもひと安心や。

 

待て待て。
どこ行くねん。

 

はい?
いや、快諾してもらえたことを早速村のみんなに伝えようと。

 

どこの村やねん。

 

じいじもばあばも喜ぶぞーと思って。
走り出したいぐらいですよ。

 

いや、快諾してへんねん。

 

え?
急転直下やん・・・。

 

どこがやねん。
最初っからずっと真っ直ぐよ。
なんも方向変わってないから。

 

え、ダメなんですか?

 

ダメよ。
午後から使うって。

 

いや、ちょっとホンマにお願いします。
午後から会議なんですよ。

 

それはおれもやって。

 

え!?
いいんですか!?
ありがとうございます!

 

いや待て!
走り出そうとすんな!

 

え?

 

「え?」じゃなくて。
すぐ村のみんなに伝えに行こうとするやん。
やめて。

 

吉報や!思て。

 

「思て。」じゃないねん。
さっきからちょいちょいタメ口使ってきよんな。

 

いや、ホンマに変わっていただきたいんですよ。
会議あるのに部屋ないんですよ。

 

予約してなかったん?

 

ちょっと忘れてしまいまして。

 

そりゃあアカンやん。
それはそっちのミスやん。

 

そうなんですけど。
そうなんですけど、そこをなんとか。

 

無理やって。

 

え、時本さんの会議、誰が出席されるんですか?

 

ええ?
それがなんやねん。

 

いや、ちょっと聞きたくて。
教えてくださいよ。

 

別に、課長とおれと営業の人ふたりやけど。

 

こっち部長いるんですよ。
お願いします。
課長より部長のほうが強いじゃないですか。

 

強いってなんやねん。

 

こっち部長ですよ?
そっち一番上でも課長じゃないですか。

 

関係あるかっ!

 

部長に怒られるよりは課長に怒られるほうがまだダメージ少ないじゃないですか。

 

いーや、課長のほうが業務上近いとこにおるからダメージデカい。
課長に嫌われたほうが日々の業務に支障をきたすわ。

 

うわっ!
部長にとってめちゃくちゃ失礼なこと言ってますやん!
変わってくれないと部長に言いますよ?

 

そんならおれも課長に言うよ?
浦沢くんが部長と課長を天秤にかけてたこと言うよ?

 

冗談ですって。
やめてくださいよー。

 

ダサいわー。
めちゃくちゃダサい。

 

でも、その、4人の会議でキャパ12人の会議室押さえます?
4人なんか別に会議室じゃなくてもいいじゃないですか。
こっち10人ですよ?

 

知らん知らん。
当日まで予約忘れてた自分が悪いやろ。

 

マジで怒られるんですよ。
ホンマに代わってくださいよ。

 

おれも無理やねんって。

 

これじゃあ村のみんなが悲しむわ・・・。

 

おまえはマジで一回怒られたほうがいいわ。