賞味期限と消費期限の違いを何回聞いても覚えられない
おれ、賞味期限と消費期限の違い、一生覚えられへんわ。
おれは完全に覚えてるわ。
なにが違うんやったっけ?
どっちがどっちやったっけ?
賞味期限が美味しく食べれる期限で、消費期限が安全に食べれる期限や。
うん、まあこれも今まで何回も聞いてるねんけどな。
それが覚えられへんねんな。
なんでよ。
字面で覚えたらいいやん。
賞味期限の「賞味」は「味を賞でる」と書いて「賞味」やから、美味しく食べれるまでの期限ってことになるやん。
で、消費期限の「消費」は文字通り無くなるってことやから、食べれんくなるまでの期限やん。
消費期限の説明が曖昧やわ。
なんやねん、「消費」は文字通り無くなるって。
そこ急にザックリしすぎやろ。
あと結局、この説明も何回も聞いてるけど覚えられへんねん。
なんでやねん。
分かるやろ、違いは。
説明されたら分かるねんで。
今は分かる。
けどもう1ヶ月後には忘れてるわ。
その自信あるもん。
覚えられるやろ。
そんなに難しくないと思うけどな。
結局どっちのほうが長いこと保存が効くん?
賞味期限のほうや。
もう分からんわ。
もう覚えられへん。
なんでよ。
賞味期限は美味しく食べられる期限やから、切れても「ハイ終わり~」とはならんわけよ。
もっと覚えやすいのないんかい。
じゃああれや。
「賞味」と「消費」で比べたら、「賞味」の「み」ほうが、あいうえお順で「消費」の「ひ」より後ろやろ。
だから「賞味期限」のほうが期限も後ろで長いこともつねん。
余計ややこしいわ。
無駄な情報が増えてんねん。
その「み」と「ひ」のシステムを覚えなあかんやんけ。
文句多いわ。
スッと覚えろや。
あと、そもそも賞味期限は切れても食べられるんやろ?
うん。
美味しさが落ちてるだけ。
じゃあ賞味期限が切れてから本格的に食べれんようになるのはいつからやねん*1。
賞味期限表示のやつは、いつになったら食べられへんようになるねん。
そっちの表示もいるやろ。
んあ、確かに。
美味しく食べられるまでの期間よりも、食べても安全な期間の表示のほうが大事やろ。
全部消費期限でいいやん。
なんでそんな賞味期限とかいう似たような名前のややこしい概念をもってくんねん。
水野真紀と水野美紀ぐらいややこしいわ。
それはあれやん。
食べ物を美味しく食べてほしいという愛情からやん。
消費期限だけやったら、賞味期限は切れてるけど消費期限が切れてないまだ食べれるやつを食べたときに、
「あれ、なんか不味いな。これホンマは消費期限切れてるんちゃう?」
って不安なるやろ?
おお。
でも、そこで賞味期限を導入することで、味は落ちてるけどまだ食べれますよ、なんなら賞味期限以内に食べてもらえれば美味しく食べれますよってなるやん。
いんや、もう賞味期限と消費期限が入り乱れてて分からへん。
もうええわ。
とりあえず全部期限内に食べたらいいんやろ?
ううん、もうそういうことや。
とりあえず覚えるの無理やったらそうせえ。
あとがき
*1:農林水産省の「子どもの食育」というページには、賞味期限が切れた食品は大人と相談してから食べましょうと記載されています(消費期限と賞味期限:農林水産省)。大人の私でもどのくらい過ぎても大丈夫か分かりません。雰囲気でしょうね。