夏休みがほしいだけ

夏休みがほしいだけ

ただの雑談でございます。

美容師の友達が欲しい

 

おれさあ、美容室で髪切られんのめっちゃ苦手やわ。
会話がしんどい。

 

会話がしんどいって。

 

そもそもおれはそんなに明るくないから、多分気質的に美容師になるような人らとは合わへんねん。

 

じゃあ美容室行くなや。
床屋というか理髪店行けや。

 

でもそこは美容室のほうがオシャレやん。
問答無用に襟足刈り上げてこんし。

 

わがままやなあ。
ていうか理髪店でも刈り上げ拒否したら、そこんとこうまいことやってくれるやろ。
ていうか今刈り上げるんちょっと流行ってるとこあるやろ。

 

いや美容室に行ってあえて刈り上げ喰らうんと、理髪店で強制的に刈り上げ喰らうんでは心持ちが変わってくるやん。
能動的刈り上げか受動的刈り上げかで。

 

めんどくさいやっちゃなあ。

 

おんなじ刈り上げでも美容室でされた方がオシャレ感あるやん。

 

そんなん周りの人、気づかんやろ。

 

いやおれの問題やねん。
おれがどう思うかが問題やねん。

 

ホンマにめんどくさいやっちゃなあ。
気質が美容室に合ってへんのに、一丁前に美意識だけは携えとんな。

 

ええやんけ別に。

 

じゃあそんなに言うんやったら会話ぐらい我慢しろよ。

 

それがもう限界やねん。
キツいねん。
「このあとなにかご予定とかあるんですか?」って、なんか予定ないと髪切りに来たらアカンのか?
あ?

 

キレてるやんけ。

 

無いですよ、予定なんてこちとら。
予定ないから切りに来てんねん。

 

めっちゃ怒ってるやん。
気にしすぎやろ。

 

だからさあ、いっそのこと美容師の友達が欲しいわけよ。
気さくに話せるようなさ。

 

より無理やろ。
髪切る間すら仲良くできひんのに、どうやって仲良くなるねん。
自分が言ったみたいに気質が合わんやろ。

 

ちゃうちゃう。
そうじゃないねん。
もうすでに仲良いやつに美容師になってほしいねん、今から。
それやったら大丈夫やん。

 

ああ。
まあな。

 

だからさ、自分今から美容師目指さへん?

 

目指すか。
目指すわけないやろ。
ぶっちゃけ、おれも美容師なるような気質の人間ちゃうねん。

 

なんでよ。
おれのためを思って頑張ってくれよ。

 

割に合わん、割に合わん。
専門学校の間が地獄やわ。
周りオシャレなやつばっかやろ。
合わへん合わへん。

 

そこをなんとか!
そこを乗り越えて美容師にさえなれば、おれみたいな考えの人らが集まる人気の美容室になると思うからさ。
需要はあるって。

 

いやキツいわ。
逆に専門学校に通ってる間に周りに影響されて、おれがチャラくなったらどうするよ?

 

なんやねん、その木綿のハンカチーフみたいな展開。
そこは気を確かにもって耐えてくれよ。

 

美容師全員、気が確かじゃないみたいに言うなや。
性格がおまえと合わへんだけやろ。

 

なんやねん、なってくれよぉ。

 

無理無理。
諦めなはれ。

 

そもそもさ、もう全員坊主でいいやん。
楽やん。
小学生のときみたいに髪型なんか気にせんと生きようよ、みんな。

 

おまえが一番気にしてるやんけ。
どこで刈り上げられるかまで気にしてるやん。

 

それはみんなが髪型気にするからやん。
巻き込まれてんねん、おれは。

 

それは極論やわ。
被害者面までしよるやん。

 

みんな楽になろうよ。
全員坊主やったらハゲることとかも気にせんでいいやん。

 

自分だけずっと坊主にしたらいいやん。
そういうキャラって受け止めてもらえるまで。
おるにはおるやん、普段から坊主の人。

 

それはようせん。

 

じゃあもう知らん。
苦しみ続けるがいい。

 

誰かおれを救ってくれ、この髪型地獄から。

 

 

あとがき

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