夏休みがほしいだけ

夏休みがほしいだけ

ただの雑談でございます。

自分と同じ名前のキャラが出てきたらなんか恥ずかしい

 

漫画とかアニメ見てて、自分と同じ名前のキャラ出てきたらめっちゃ恥ずかしくない?

 

ああ、確かにな。
あんまりそんな経験ないけど、考えてみたらそうかもしれん。

 

やろ?
実際めっちゃ恥ずかしいで。
イケメンとかやっても自分とのギャップで恥ずかしいし、変なキャラやってもシンプルに恥ずかしい。
てかもうその作品読みたなくなるで。

 

まあ名前一緒やったら無意識に自分と比較してまうか。

 

そうやねん。
けどめっちゃモテてる話やったら恥ずかしながらも読んでまうときあるわ。
もうなんか勢いで。
で、おれにもこんな人生があったかもしれんなあって思うときあるわ。

 

それは流石に痛いわ。
なんやねん違う人生って。
フィクションやぞ。
ないわそんな人生。

 

いや分かってんで。
分かってんねんけどなんかドキドキするやん?
え、分からん?

 

それは分からんわ。
自分とおんなじ名前のキャラが出てきたら恥ずかしいとこまでは分かるけど。
モテてるやつは全然分からんわ。

 

嘘やん。

 

おれ現実とフィクションはしっかり線引きして区別してるねん。
もう大人だから。

 

おれもフィクションとは分かってんねん。
けどおれと同じ名前のキャラが可愛い女のキャラとなんか上手いこといってたら『おいおいおい』ってなってまうやん。
『ちょっとちょっと』みたいな。
照れてまうやん。

 

ならんなあ。
おれと同じ名前のキャラなんか見たことないけど、多分ならんなあ。
だってね、もう大人なんだから。

 

なんでやねん。
なんでーやねん。

 

変なとこ伸ばしても、ならんもんはならんからな。
もう大人なんですから。

 

それ止めろ。
その大人だからシリーズ。
腹立つ。

 

そもそもな、おれはフィクションというか作られた感じのやつが苦手やねん。
なんか『ああ、作りもんやな』って思って冷めてまうねん。

 

ひねくれてるわあ。

 

だから「オススメの小説教えてや」って友達に言われて、おれの好きな小説オススメしたら、大体「なんかオチがなくて微妙やったわ。伏線とかもないし。そもそもストーリーがないやん」って言われるねん。
いやいや、人生にオチなんてないやろ。
伏線なんかないやろ。

 

そこはフィクションやねんからあってもいいやん。
現実とフィクションの線引き、ちゃんとやってんのちゃうん?

 

いやだって伏線回収なんか作りもんやん。

 

伏線回収されたらスカッとなるやん。
気持ちいいやん。

 

それがいややねん。
たまに伏線を回収するために、えげつないぐらい都合よく話が進むときあるやん。
伏線を回収するためだけの意味しかないエピソードが。
なんかこう、無駄なく全部が繋がるのが逆にいややねん。
全部に、なにかにつながる意味があるって感じが*1
人生なんか無駄な時間ばっかやん。
なににも繋がらん時間ばっかやん。

 

人生はな。
でも小説はフィクションやから。
線引きして。
大人なんだから。

 

仕返ししてくんな。
なんで分からんかなあ。

 

じゃあこうしよ。
おれもそっちが言ってることを理解するように努力するから、そっちもおれが言ってる可愛いキャラにドキドキするの理解してくれ。
互いに歩み寄ろ。

 

それやったら分かってくれんでいいわ。
そこまでして分かってほしいわけじゃないし。

 

なんでやねん!

 

 

あとがき

note.com

 

*1:ぶっちゃけここまで言うほど苦手ではないけれど、なにか素直に読めないところがあります。これに近いことで、小説家の保坂和志さんの「自身の小説において登場する猫は何かの象徴や隠喩としてではなく、ただ猫そのものとして書きたい」といったようなスタンスにひどく共感した覚えがあります。あれ保坂さんのどの本で読んだっけ。